こんばんは。銀次郎です。
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本日のラインナップ
【銀次郎の気になるニュース】
夕方、テレビをつけなんとなく見ていると気になるニュースが流れました。
それは”改良メダカ”が自然界で増えてきているというニュースです。
”改良メダカ”とは、ヒレや体形など形が変わっている個体や、ラメ、青など色鮮やかな変色をした品種改良されたメダカをいいます。
なんと、1匹数万円する個体もいるそうです!!
一般的には数百円で販売されていて、繁殖も容易で飼育が簡単なことから、このコロナ禍でメダカブームが再来しました。
そして、飼えなくなった人が自然に放流し、今、在来種メダカの存続の危機というわけです。
一時の娯楽で飼い始めた人やただブームに乗って飼い始めた人は生態系の知識が無いので、改良メダカを自然に放流したら何がダメなのか、ということを理解していなかったり、考えもしないのだと思います。
実際に何が問題かというと、
放流された改良メダカが、野生の在来メダカと交配することで純血統の在来のメダカ徐々にいなくなってしまい、雑種のメダカだけになってしまうということです。
人の手で品種改良されたメダカが自然界に数匹放たれるだけで、もともといた在来種はいつかいなくなってしまう、、、
非常に恐ろしい事ですよね!
この人の手で品種改良され自然界に生息する生態系を
”第3の外来魚”というそうです。
ちなみに、国内の自然界に生息していた地域から別の地域に移されて生息している生態を”第2の外来魚”、国外から日本に入ってきて自然界に生息する生体を”外来魚”と呼んでいます。
近い未来に第4の外来魚も出てきそうですね、、、
【教えて!銀次郎博士!】
実際に在来種のメダカってどんな生態?
<ダツ目メダカ科メダカ属>
≫名称 キタノメダカ、ミナミメダカ
この2種を一般的に“ニホンメダカ”と呼んでいる
≫原産地 日本
≫体調 約3.5cm
≫2007年に絶滅危惧種に指定される。
≫江戸時代に突然変異し”緋メダカ”が確認され、品種改良を生み出す。
※緋メダカとは黄色、オレンジ色をした昔からの一般的な観賞メダカです。
≫産卵 条件が良ければ毎日20~30粒の卵を産む
飼育での産卵にはこの産卵藻がおすすめです👆
★銀次郎博士の豆知識★
実はメダカは、、、
「海水」に適応があります!
メダカは田んぼや池などの淡水に生息しているイメージが強いと思います。
しかし、メダカはエラの塩類細胞が体に入る塩分を調整してくれるため、汽水や海水域でも生息することができるのです。
ただ、海で長く機能することはありませんので、沖でメダカを見られることはありません。
ちなみに”ダツ”、”トビウオ”はメダカの遠い親戚になります。
【最後に一句】
再試験 きちんと学べ 大自然
生き物を育てるうえで学ばなければいけないことは沢山あります。
私は”知らなかった”という無責任な考えはやめましょう。
仕事と一緒です(笑)
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ではまた次回😈